YSM+日本天狗党

<YSM>
2016年4月、木全摩子(ds)と柳川芳命(as)とのスタジオセッションを契機に、翌5月には鷲見雅生(b)が加わり、マンスリーでスタジオリハーサルを始める。16年10月に3人の地元である岐阜の「ゴーストV」にてデビュー。以後スタジオでのリハーサルを継続しつつ、「キングビスケット(岐阜)」、「バレンタインドライブ(今池)」でライブを行い、今日に至る。岐阜からの即興演奏を発信するトリオとして、今後活動エリアを広めていく計画である。

<日本天狗党>
赤木憲一(ds)、赤木飛夫(as)を核に日本天狗党は1970年代の日本のフリージャズブームの中でも独自のスタンスで活動を始め、エスタブリッシュされた音楽組織やジャズ喫茶に依存せず、渋谷プルチネラをはじめ屋内外を問わない会場で自主コンサートを展開していた。77年頃から鈴木放屁(ts)が加わり、以後不動のメンバーで40年間ユニットを持続させている。79年に半年間ニューヨークに滞在し、現地の演奏家と交流。帰国後しばらくしてライブシーンから影をひそめるようになったが、長野県上田市の山荘や信州国際音楽村野外ホール、東京のスタジオでのセッションを欠かすことはなかった。97年より信州国際音楽村でのセッションを通して中部・関西の奏者との交流が広がる。近年、東京でのライブ活動を再開し、2016年春には中部・関西へのツアーも敢行された。